抽象派の色使い・・・

2015-1029-手描きパース 水彩画 外観

◆ 現代の水彩画の色使いは大きく2分される。

現物の色を忠実に描く昔ながらの正統派・・

現実的で無いカラフルな色使いをする抽象派・・・

 

◆ 簡単に説明すると・・・

屋外で写生などをする水彩画家は昔ながらの正統派の色使い・・

絵手紙などに見られる水彩画家は非現実的な抽象派の色使い・・

 
◆ 建築パースの場合にも両方の作家がいる。

細川恵氏の場合は後者の抽象派だ。

樹木は『 緑色 』の概念は無く・・紫や赤も多用している。

特徴的なのは、影になる部分にも・・紫や赤も多用している事。

・・・そして・・・空にも 赤い色が入っている。

色が沢山入る事で、カラフルで華やかな印象になっている。

抽象派の水彩画には人を ほっと させる力があるように思う。

 
◆ この作品にはCGパースの習作が存在する。

同じマンションを同じ角度でCGパースを描いているのだが、

CG独特の生々しい、つまらない絵になってしまい・・

クライアントからの要望で、水彩画で描きなおしたのがこの作品。

CGパースが並ぶパンフレットの、

表紙・や・裏表紙にも使う事で息抜き的な効果を期待できる作品だと思う。

 
細川先生のサイト
http://hosokawa.tegaki-japan.com
 
手描きイラスト・手描きパース・を紹介するWEBサイト てがきじゃぱん.com
 

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