秀逸スケッチ

2015-1211-スケッチ-手書きパース-マンション

◆ 建物が3Dで入力済みの・・・

建築パースの『 アングル出し 』には情緒が無い。

いくらでもアングルを出せるから、

受注側も発注側も『 アングル出し 』は軽作業と思っている。

大量生産アングルには真剣さも情緒もない。

 

◆ 3DCGが無い頃・・

『 アングル出し 』は真剣勝負だった。

まず・・・

図面を見て頭の中で建物を立体化する。

頭の中で構図を決める。

ラフスケッチを描く・・・。

 
◆ 受注側は・・・

出来るだけ少ない枚数のラフスケッチで、

アングルを決めて欲しいから、

最初からベストアングルだけを絞り込んでスケッチを描く。

発注側も・・・

真剣にアングルを決めてくれた。

今よりも・・・

絵描きとしてのパース屋を認めてくれていた時代だった。

 
◆ 昔のパース屋は・・・

『 アングル出し 』が手作業だったから、

ラフスケッチにも、上手い・下手・・があった。

この絵のようなラフスケッチを描けるパース屋は、

当時でも多くはなかった。

この鉛筆画スケッチは・・・

パンフレットの表紙や裏表紙を飾れるグレードの絵だ。

 
ラフ・・と呼ぶには、上手すぎる・・・。

『 秀逸スケッチ 』・・・と呼ぶべきだろう。
 
平井シュウジュ  http://hirai.tegaki-japan.com/
 
手描きイラスト・手描きパース・を紹介するWEBサイト てがきじゃぱん.com

 

 

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